【滋養丸(つくね芋・山の芋)の特徴】
”とろろ”にして非常に美味しく、生・油・煮る・焼く,どれでもOK・・!
珍しいから飛ぶように売れる・・!丸型なので運ぶ・箱詰め・発送に便利。
丸型なので冷蔵庫野菜室に入り易く、皮がむき易い。(奥様に好評・・)
生産増加が難しい
 ムカゴ&種ができない、切り芋・小丸種芋を種芋とするが1個の切り種
 芋から1個の親芋しか収穫できない。(ジャガイモは沢山できる)

種芋の入手がホボ不可能、誰も分けてくれない。

栽培のポイント 地温を上昇させる。
@黒マルチ 発芽温度が比較的に高いので黒マルチをして地温を上げる。
マルチの穴の中に定植します。雑草防止にも良い。
A敷き藁 雑草防止のために敷きワラをする場合。
畝面が日陰になって地温の上昇が遅くなり、種芋の腐敗率
が高まる。よって、5〜6月の雑草はロロックスかトレファノサ
イトで抑え、6月以降に発芽してから敷きワラをすると良い。

滋養丸(つくね系丸型山芋)の栽培法
大まかな作業内容を記載します。
■詳しい栽培法の習得は「滋養丸栽培講習」をお受けください。
栽培が以外と難しいです。しかし、下記のポイント(印)を押さえれば成功します。
1月 *冬季の土作りが重要である。
・12月から1月に耕起・ウネ立てを行う。
  うね幅=150cm,ウネ高=30cm,
・堆肥を入れる(10aあたり1トン) 滋養丸は肥料を大食いする。
2月〜3月 <うねの砕土>土壌が良く乾いた時にうね上を中耕砕土する。
4月上〜中旬
<種芋の取りだし><種芋消毒>
・約12度Cで滋養丸に根が発生します。
【G−L】1/4にカットして4個の種芋にします。
    カットの仕方
【G−M】1/2にカットして2個の種芋にします。
【G−S】小振り(30g程度)の滋養丸を種芋に使用します。
切り口(傷)が無いので100%の発芽率です。
4月中〜下旬 <植穴掘り><植付け>
・株間33〜35cmに砕土しながら植穴を掘る。(2条栽培)
1〜2cm覆土する(極端な浅植え)。
種芋に土をかぶせたら手のひらで押して種芋の皮と土を密着させる。
・雑草抑制にトレファノサイトを畝上に散布。無農薬栽培の方
 はこまめな雑草処理。
5月上旬 ・雑草の処理(無農薬栽培の方)
・支柱を立てる(高さ1m程度)。様々な支柱の立て方がある。
  後日に画像を掲載して説明します。お待ちください。
・支柱にキューリネット(又はヒモで横線)を張ります。
5月下旬 <発芽><元肥>
・発芽始める。
・うねの中央に施肥溝を掘り、元肥を入れる。
 (油粕・魚かす・骨粉)
<10a当たりの施肥量>
・チッソ45kg   ・リン酸25kg  ・カリ40kg
 施肥法は生育相の転換期(8月上旬)にツルが最高に繁茂
 するのが良く、チッソは総量の80%を施し、残りを追肥にする。
・本格的に根が肥料を吸収するのは7月上〜中旬以降です。
6月上〜中旬 <発芽盛期><つる伸長>
・雑草の処理
・除けつ
・つるの配置直し
 2本以上発芽しているのは1本仕立てに除けつする。
6月下旬 <つる繁茂><敷きわら>
地温を下げる、乾燥防止、雑草防止、のためにうね全面に
 敷きわらをする。←梅雨明け。
7月中旬 雑草の処理  追肥:有機化成
7月下旬 <新芋の形成><カビ・バクテリア繁殖期>
梅雨が明けて高温初期にベンレートTを散布する。
8月 <新芋の肥大開始><かん水><土壌の適湿保持>
・夜間、地温が下降した時にうね間かん水するか、夕方に
 うね上にスプリンクラーでかん水する。
滋養丸は極端な浅植え、根が表土付近で短い。などの
 条件から”乾燥”に弱いです。やや湿気を含んだウネが
 適します。8月の干ばつから守るために敷きワラが必要。
【早枯れ防止】梅雨時に繁茂したツルが小ツル・孫ツルと絡
 み合います。梅雨明けと同時に真夏の高温期に入ると、
 ツルの繁茂からムレが起こり、様々なカビやバクテリアが
 繁殖します。これが葉やツルの早枯れを引き起こします。
 梅雨明け+8月上旬に「ベンレート水和剤」を散布します。
9月上旬〜中旬 <新芋の肥大盛期><台風に注意・・!>
・大雨でうね間に溜まり水ができないようにする。
・台風対策(支柱の強化)をする。
10月上〜中旬 <茎葉黄変期>
・芋の成長が続く。
10月下〜11月中旬 <新芋の充実期><枯葉期>
11月中〜下旬 <収穫+出荷><種芋選別><種芋&出荷用を貯蔵>
・茎葉が枯死したら収穫して出荷する。
・種芋を選別し,切断貯蔵をしない場合は丸芋貯蔵する。
*初氷が張ってから(芋が冬眠)収穫すると肉質の良い
 芋になります。
12月上〜中旬 <収穫最盛期><種芋の切断+貯蔵>
・収穫の最盛期とお歳暮用出荷の最盛期で忙しい時期。
・寒冷地では収穫+貯蔵を12月中旬までに終了する。
・12月から3月末までの貯蔵はコンテナに入れて冷暗所
 で保管が可能。それ以外の月は保冷庫内で貯蔵する。
支柱の型について 日本列島は南北に細長く、地方によって年間の積算日照
・積算温度に差があります。従って、ツルと葉の展開を補助
する支柱の型が地方ごとに異なります。様々な支柱の立て
方を画像にて説明する予定です。
7月の滋養丸
滋養農園の滋養丸畑↑

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特殊種苗生産  谷中滋養農園   茨城県筑西落合776
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